スペインに家族で海外移住するためにやったこと

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スペイン

海外移住は行く前から行った後までやること山積。

結論から言うと、やることが山のようにあるし、移住してからも生活が安定するまでは時間をそれなりに要する。

これは日本での引っ越しでも同じだが、労力としては5倍くらいやることは多い感覚。

移住実現までにやったことをここにまとめて書き留めておこうと思う。

まずは移住前に行ったことを今回の記事としてまとめたいと思う。

移住前にやること

移住先の選定

海外移住をするにあたって最も大事なのは「どこの国に住むか」

これはあたりまえだが、リサーチによって想定した海外移住の国が変わってくる可能性がある。

僕の場合は半年くらいかけて徹底的にリサーチした。

目的がビジネスなのか暮らしなのか、子供の教育なのかはたまたリタイアの老後なのか。

人によってはそれぞれ理由が異なると思う。

「ここに住みたい」と当初は思ってもその国のビザの要件や経済状況など含めてリサーチすると意外に厳しかったりもする。

ある程度候補があるのであればwebでリサーチを行うとともに、実際に候補の国に短期間でもいいから生活目線で旅行がてらでもいいから滞在することが望ましい。

国が決まったら、当該国でビザの申請の準備のための動きとなる。

僕はスペインに移住したため、スペインの話となるが大抵どの国も同じ要件が多いので参考になるとは思う。

大まかな流れは以下。

申請書類の手配

まずは自分が該当するビザのフォーマットを大使館のサイトなどからダウンロードし記入。

それ以外にも必要な書類が記載されているので、銀行やら役所から手配しそろえることになる。

移住のコンサルタントや移民弁護士もいるが、経費を抑えるなら自力でやったほうがいいと思う。

僕の場合は時間もなかったのでコンサルに頼んだのだが、結局は自分でできたレベルだったし、実際ほとんど自分で行ったので費用は勉強代と消えた。

英文の残高証明の用意

これはビザによるが大抵残高証明を必要とする。英文での提出が一般的なので銀行にある貯蓄残高を証明として発行してもらう。

銀行など貯蓄を分散している場合は一か所にまとめたほうが楽。

移住する場合、この残高証明の金額が要件を満たしていなければ許可はおりないし、逆に多ければ多いほど審査は通りやすいと弁護士は言っていた。

そのため、残高は一度一つにまとめることをお勧めする。

戸籍謄本

こちらは家族含めて全部取得する必要がある。後々現地の区役所などで証明する必要があるため、これも英文などあれば望ましい。

僕の場合は翻訳士に英文で作成してもらった。公的証明でないと受け付けないようだったので、それも依頼し後々現地の大使館で提出した。

現地に行くまでは日本語の証明で問題ないが、どのみち必要にはなってくる。

スペインでは必要だったので念のためここに記載。

パスポート

有効期限が間近であれば早めに更新しておくことを勧める。持っていない人はもちろん新しく取得する必要がある。

申請後、受理されたらビザの内容をパスポートに記載されるのであらかじめ更新などは早めに確認や調整が必要。

移民弁護士の手配(自力でやるも良し)

これに関してはケースバイケースだと思っている。

スペインの場合だと実際自分でできたなと思っている。移住先で他に人気のポルトガルだと先に現地の銀行口座を開設しないといけないといった要件もあるらしく、この場合移民弁護士なのか、代行業者に頼る必要はでてくるかと思う。

しかし、時間があるのであれば自分で調べて進めたほど経験値はつくので自力でやったほうがいい気はしている。

海外保険の加入

スペインの場合だとAdeslasとかSanitasといた海外医療保険に加入しなければならない。

よく勘違いされるのが、ゴールドカードに付帯している海外保険でいいのでは?というのもあるがこれはNG。

他にも各国に適応した海外保険があるので、こちらも詳しく調べてから選定したほうがいい。

日本語サポートもある保険会社もあるので、webで調べて選定しておくといい。

住居の選定

こちらはかなり重要。

海外で拠点となる場所なのでなるべく広くリサーチしたほうがいい。

スペインだとidealistaというwebで不動産を探せるサイトがあるのでそこで目星をつけてみたほうがいいだろう。

このサイトはスペインだけではなくヨーロッパの他の国も探せるので重宝している。

現地に行く前に渡航先を書類に書かなければならない欄があるが、決まってない場合は該当の都市名だけの記入となる。

渡航前に決める場合は現地の不動産エージェントにビデオ通話などで予約や内覧などしてある程度進めたほうがいいだろう。

しかしながら、現地でないと後々トラブルになる可能性があるので、現地についてからしっかり自分で見ることをお勧めする。

ヨーロッパでは建築物に歴史があり日本と違って頻繁に修理など発生する。

インフラも古びているため、水漏れや排水溝のにおい、建築物の痛みなどは実際見てみないとわからないことが多い。

現に僕も水漏れが何回も頻発したり、家具や家電が壊れたりと修理を何度頼んだかもわからないし、こっちの人はなかなか腰が重いので日本ほど早く修繕を終えることもない。

また、家賃はヨーロッパで高騰しているため月収のバランスを考えないといけないが、バルセロナだと家族3~4人が住む広さで日本円で20万30万位が相場。かなり高い部類にはいると思う。

安い物件はだいたい治安があまりよくない場所か、建物の不備が多い場合がある。

実際僕の住んでいるところは家賃30万で先ほどのような修理も頻発するレベルだ。

おおまかな移住前の準備としては上記になる。

次回はビザの申請が下りてからすべきことを書けたらと思う。

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